「乳がん検診」検査項目変更のお知らせ

変更点:乳房の視触診を廃止します

1. 廃止の理由 ⇒ 厚生労働省の指針改正のため

厚生労働省は自治体のがん検診事業を推進するために「がん予防重点健康教育及びがん検診のための指針」を一部改正し(平成28年2月)、乳がん検診では視触診は推奨しない指針となりました。この指針改正を考慮し、
平成30年4月より、内幸町診療所も視触診を行わないことといたしました。

2. 視触診を推奨しない理由

  1. マンモグラフィによる検診の体制が整備されたこと。
  2. 早期発見という観点から視触診は最適な検査方法とは言い難いこと。

3. 今後の内幸町診療所の乳がん検診

当診療所の乳がん検診項目は、視触診・マンモグラフィ・超音波検査の3項目でしたが、厚生労働省の指針改正を受け視触診を廃止いたします。
今後はマンモグラフィ・超音波検査の2項目となります。なお、ご自身による視触診は早期発見のきっかけになりますので、定期的に自己触診を行うよう心掛けてください。
また、気になる点がございましたら、検査の際にお申し出ください。

やってみよう自己触診

4. 内幸町診療所がお勧めする乳がん検診

年齢を考慮したご提案(年齢区分別発見率とX線被曝を勘案)

  1. 35歳未満→超音波検査単独検査(所見がありマンモグラフィでの経過観察が必要な場合を除く)
  2. 35歳以上70歳未満→マンモグラフィと超音波検査の併用検査

※マンモグラフィと超音波検査を併用することで乳がんの発見率は明らかに高くなります。