乳がん・子宮がん検診
日本では乳がん患者が年々増加しており、成人女性の12人に1人は乳がんに罹るといわれています。乳がんの罹患率は45~49歳と60歳~64歳が最も多く、死亡率のピークは50歳代後半となっています。
1個の乳がん細胞が1mmから1cmになるまで約10年かかりますが、その後2cmの大きさになるのはわずか1年、さらに1年後は4cmになるといわれています。この1mmから1cmの大きさの乳がんを、いかに早く発見し、早期に治療できるかが重要となってきます。乳がんはマンモグラフィ検査と超音波検査を併用することで発見率が高くなります。このことから当診療所では35歳以上の女性にはマンモグラフィと超音波(エコー)の併用検査をお勧めしています。
子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関与しており20代からの発症が増加しています。 子宮頸がんは初期段階ではほとんど自覚症状がありません。早期発見が出来ればほぼ治癒することができるがんですので是非この機会に検査を受けることをお勧めします。
なお、当診療所では原因ウイルスとなるHPVウイルス検査を行うこともできます。
早期発見・早期治療のためにも検診を是非お受けください。
検診予約
以下の検診は予め電話予約をお願いいたします。予約電話番号:03-3501-5567
骨盤MRI検診
子宮・卵巣を含む骨盤全体をMRI装置で撮影し画像診断を行います。子宮がんや卵巣がんだけでなく、子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣腫瘍などの病変発見にも有用です。
検査料金 33,000円(税込)
乳がん検診(すべて女性の技師が行います)
- 妊娠中・授乳中・断乳後6ヶ月以内の方は、ご予約の際に必ずお申し出下さい。
- 主治医による経過観察中の方には乳房検査をおこなっておりません。
- ご契約先によってはコース内に含まれている場合があります。ご不明な点はお問い合わせください。
- 2018年4月より視触診検査を廃止します。詳しくは下記をクリックしてご覧ください。
- 妊娠中・授乳中・断乳後6ヶ月以内の方は、ご予約の際に必ずお申し出下さい。
- 主治医による経過観察中の方には乳房検査をおこなっておりません。
- ご契約先によってはコース内に含まれている場合があります。ご不明な点はお問い合わせください。
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項 目 検査内容 料金(税込) マンモグラフィ [ こんな方にお勧め ]
40才以上の方に、お勧めの検査です。
*ただし、豊胸術後・ペースメーカ植え込み後・
水頭症シャント術後・妊娠中・妊娠の可能性がある方には、マンモグラフィ検査は行っておりません。
*乳房を圧迫するため、乳房が張っている時期は極力避けてください。生理から約1週間後、乳房の張りや痛みがなくなり柔らかい状態の時期がお勧めです。5,500円 乳房超音波(エコー) 乳がんをはじめとする乳腺疾患の有無を超音波で検査します。
乳房超音波検査(エコー)は、手に触れない数ミリのしこりを
発見することができます。
[ こんな方にお勧め ]
若年の方、デンスブレスト(高濃度乳腺)、乳房の圧迫に耐えられない方、頻繁に検査をする必要が ある方にお勧めします。5,500円 マンモグラフィ+乳房超音波(エコー) マンモグラフィ検査に乳房超音波検査(エコー)を併用することにより、乳がんの発見率は明らかにが高くなります。
[ こんな方にお勧め ]
当診療所では35歳以上の女性にはマンモグラフィ検査と
乳房超音波検査(エコー)の併用をお勧めいたします。9,900円 子宮がん検診
項 目 検査内容 料金(税込) 内診・
子宮細胞診内診では子宮や膣の状態をみています。
子宮細胞診は子宮頸がんの検査です。
子宮頸部から細胞をとり、子宮頸がんの有無を調べます。
検査後は軽い出血を伴うことがあります。4,400円 その他の検診(女性の医師が行います)
*つぎの検査は、子宮がん検診(内診・子宮頸部細胞診検査)を実施した上で、さらに詳しく調べる検査です。子宮がん検診を実施せず、つぎの項目だけのご受診はお勧めできません。尚、直近で子宮がん検診を受診されている場合にはその旨をお申し出ください。
項 目 検査内容 料金(税込) HPV検査 子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の
感染を調べる検査です。
婦人科診察時の子宮頸部細胞診の検体 を使います。6,600円 経膣超音波(エコー) 婦人科診察時に、膣から超音波検査をおこなうことで、
さらに詳しく子宮や卵巣を調べます。5,500円